岡山を盛り上げるためにも、3×3.EXE PREMIERを盛り上げるためにも　TRYHOOP OKAYAMA.EXE　向井祐介【3×3.EXE PREMIER】

8月16日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館で3×3.EXE PREMIER JAPAN 2025 ROUND.7が行われた。今大会はSHONAN SEASIDE.EXEのホームゲームとして開催され、ユースチームのエキシビションゲームが行われたり地元ファンが集まり大いに盛り上がった。

今大会、見事優勝を果たしたのは、TRYHOOP OKAYAMA.EXEだ。同チームのロスター4名のうち3名がB3リーグに所属するトライフープ岡山のメンバー、#0ピータージュニア・オコエ、#15若狭功希、#22向井祐介である。そして、#8マイケル・フィリップスも過去にトライフープ岡山に所属していた。

「各々が役割を明確にしました。自分は2ポイントシュートを決める、そしてディフェンスを寄せ付けること。ビックマンの2人はゴール下の得点とリバウンド、あとはうちの大事なポジションでもある若狭選手がディフェンスや球際をすごく頑張ってくれています。得点自体は少ないですが、ポゼッションをこちらに持ってきてくれたり、ファイナルでは要所で2ポイントシュートを2本決めてくれました。本人はもっとやりたいと思いますが我慢しながらプレーしてくれています。」今大会の優勝について、そう語るのは向井だ。「今日はシュートがよく入ってくれました。それに尽きます」と勝利に貢献していた。
「自分ももう何百試合とこなしてきて、ここで決められたら本当に嫌だというタイミングがわかります。ここで1本決めれば相手がトーンダウンすることがわかるので思い切って打ちました」と自身のプレーを振り返った。

次戦、ROUND.8は地元イオンモール岡山「未来スクエア」での開催。3×3.EXE PREMIERは、ROUND.8が今シーズンの最終戦となり、その後はプレーオフとなる。
現時点で岡山はプレーオフ進出圏内に位置しているが、次戦の結果次第では進出を逃す可能性もある。
「イオンモール岡山での開催は、ここ2、3年予選で落ちてしまっていて。岡山を盛り上げるためにも、3×3.EXE PREMIERを盛り上げるためにも、もう一度優勝して、プレーオフに良い形で繋げられるような結果を出したいと思います」と語った。

今シーズン初の優勝となった岡山。
「足を運んで応援してくれることは労力もお金もかかりますし、本当に嬉しいことです。ファンの方と喜ぶ機会が今シーズンなかったので、今日はそういう意味で良かったです」
最後にそう静かに語った向井。
次戦、ファンの期待に答える戦いを再び見せたいところ。地元での戦いに注目だ。