もっとスキルアップをしたいし、もっと3×3を勉強したい SANJO BEATERS.EXE 高瀬ゆのか

2025年9月27日、28日、大阪市にある「グラングリーン大阪 ロートハートスクエアうめきた」では、3×3.EXE PREMIER 2025 PLAYOFFSが加盟国5カ国のチームが一堂に集まり行われた。会場は、連日熱戦が繰り広げられた。大阪での開催ということもあり、関西にゆかりがあるチームや選手が登場するとさらに会場内は盛り上がりを見せていた。

そして、男子はBRISBANE 3X3.EXE(オーストラリア)、女子はCT TIGERS.EXE(タイ)がそれぞれ初優勝を飾り、4月から始まった今シーズンの戦いは幕を閉じた。
女子は、日本からはUENOHARA SUNRISEとSANJO BEATERS.EXEが出場した。UENOHARA SUNRISEは残念ながら予選リーグ敗退となったが、SANJO BEATERS.EXEは決勝に勝ち進んだ。惜しくもCT TIGERS.EXEに敗れたが準優勝という好成績を収めた。

決勝戦後、#30高瀬ゆのかがインタビューに応じてくれた。 PLAYOFFSを振り返り、「自分たちより身長が高い選手が相手のチームにいたので、リバウンドが全然取れずセカンドチャンスを相手に決められてしまいました。ルーズボールやリバウンドをもう少し頑張れていればシュートチャンスも増えて勝ち切れたのかなと思います」と悔しさを滲ませていた。
高瀬はWリーグに所属する新潟アルビレックスBBラビッツでもプレーをしている。3×3.EXE PREMIER 2025ではROUND.4以外全てのゲームに出場、パワフルなプレーでファンを魅了していた。今シーズン最も輝いた選手の一人だろう。




「今回プレーオフに出て決勝まで来られたのに優勝できませんでした。来年もプレーオフに出場して優勝できるように、もっとスキルアップをしたいしもっと3×3を勉強したいと思います。自分は初めて3×3をスタートしてROUND.1は全く通用せず勝つことができませんでしたが、たくさん試合に出ることができて、個人としても成長できたと思います。5人制で生かせる部分もあったので、自分にとっては今シーズン3×3.EXE PREMIERに出られて良かったです」
目に涙を浮かべながら、そして時に笑顔を見せながら話す高瀬が印象的だった。来シーズンのリベンジのみならず、新潟アルビレックスBBラビッツでのプレーも楽しみにしたい。












